シカゴの四つ玉

大したことは書いてません オタクが暴れています

Can you keep it off?

昨日と同じ宇多田ヒカルさんの歌「Traveling」の話をしたい。

この曲の小気味よいリズムはところどころ踏まれた韻の効果によるものではなかろうか、という話がしたい。

サビ直前、平家物語が引用されているところ及びその周辺はずっとイ段で踏んでいる。Cメロも「みんな」「時間だ」「今夜」「願いが」「どうしてだろうか」とア段の音が続く。

サビの中にも「照らすよ」「どこまでも」「衝動」「ないけど」「胸を」「目立っちゃおう」「モード」「ちょっと」とオ段の音が目立つ。

しつこくならない程度に踏まれた韻によって疾走感が出ていると感じるのは私だけだろうか?