自習スペースで隣にいた人の話
ユリアンの妻です、ご無沙汰しています。テスト期間でした。本当は明日もテストがあるのですが、前期に別のクラスのテスト問題を配ったことに気づかずそのまま採点したという逸話を持つ驚くべきズボラな先生の科目なのでもはや何もやる気にならない、というのが現状です。
ある日私は大学の自習スペースの備え付けのパソコンでレポートを提出し、パソコンを待っている人もいなさそうだし席を移動するのがめんどくさくてそのままパソコンの前で書類を書いていました。
すると隣で男子が何人かでしゃべりながら作業を始めました。別に珍しいことではありません。会話から推測するにどうやら彼らは工学部で、就職先について調べているようです。
男子1「工学部か〜 どうせプログラマーちゃうん それかSEか」
男子2「うっわマジか ほぼ二択やんけぇ」
男子3「いや、そんなことはない。俺は男優になりたい」
へー、俳優志望か。なんで工学部受けてん。そう疑問を抱いた私の耳に、驚愕の事実が飛び込みました。
男子3「いいか、俺は普段金を払ってAVを見てシコってる。でもな、男優になったら金をもらってシコれるねんぞ?凄いことやぞ!」
お前ここ自習スペースやぞ。疲れとんか?寝てるか?
彼はAV男優志望の人でした。狂ってやがるぜ。
男子1「お前なんやねんww やめろやw」
そうそうお友達も止めてあげて!
男子2「いや、よく考えろ。お前1日や2日でしみけんになれんのか?加藤鷹になれんのか?」
いや男優になる前提か。もうダメじゃねえか。
男子3「…いや、そんな甘くないことは分かってる。俺は汁男優から頑張る!」
何の決意だよ。その熱意を他に活かした方がよさそうではないのか?
彼らの話は全体的にちゃんちゃらおかしく、この後も男子1が叱るまで最近のエロ本の栄枯盛衰について熱い討論が交わされていました。
この時私はやっと悟りました、彼らに突っ込むのはナンセンスだと。
なぜかって?彼らは"""漢"""の道を進む、求道者なのだから………(エロフェッショナル スケベの流儀)